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純信 & お馬の恋物語 !! [地域]

   純信・お馬物語   はりまや橋物語(高知市都市計画課編)より

「 幕末も間近い安政元年(1854)ごろ、五台山竹林寺脇坊の修行僧慶全は、
母親の手伝いで洗濯物を寺に届けに来ていた近くの鋳掛屋の娘で美人のお馬
みそめてしまいます。
しかしお馬の心はいつしか住職の純信に、、、お馬の心を引き止めたい慶全は、
なげなしの金をはたいてはりまや橋でかんざしを買い、これをお馬に渡しました。
このことを知った町のひとたちは「おかしなことやな、
はりまや橋で坊さんかんざし買いよった」と、 よさこい節の調べに乗せて歌いだしたそうです。 これを知った純信は、これ幸いにと思ったかどうか分かりませんが、
慶全を寺から追放してしまいました。
一方寺を追い出された慶全は「かんざしを買ったのはおれじゃない、純信じゃ」と
ふれ回ったそうです。
このことから純信は取り調べを受けて謹慎の身となり、
お馬は寺への出入りを禁止されました。
お馬恋いしと思い悩んだ純信は、ついに意を決して翌2年(1855)5月19日の夜、
お馬を連れて駆け落ちをします。
しかしようやくたどり着いた琴平の旅籠にいるところを藩の追っ手に見つかり
高知に護送されます。裁判の結果、番所の前で3日間さらし者にされた上、
純信は国外追放、お馬は安喜川以東へ追放されたそうです。


純信・お馬恋物語花皿鉢
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俯瞰
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純信・お馬の花皿鉢   絵は高知の漫画家「村岡マサヒロ」氏
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